最後に贈られた工藤の切々たる愛情 - スポンサー広告歪んだ愛

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最後に贈られた工藤の切々たる愛情

部屋に戻った私はレイコの部屋に行警察署での話をした

「ナナミの事が書かれてたって言われりゃ気になるよね...」

「遺*書の内容聞いたら聞いたで
また違うモヤモヤがあったんだろうね...」

「やめよう...ナナミお腹減ったでしょ
帰ってきたら一緒に食べようと思って.....」

レイコがテーブルに順に並べてくれた
温かいお味噌汁に卵焼きとおにぎり
とにかく帰ったら話すと慌てて出て行った私の為に
作ってくれたんだろう...

「あ~美味しい レイコも女の子だね~」

「なにそれ~私だって料理くらいは...あんましないか アハハハハ」

食べ終わった私はマサに今日お店が終わったら報告に行くと電話した

お店にも少し早く行ってマネージャーにも話そうと
支度をするため部屋に戻りレイコと美容院へ行って出勤し
マネージャーに迷惑と心配をかけた事を謝り報告をする

「そうか.....大変だったな.....大丈夫か?」

「はい本当にご心配とご迷惑をおかけしました」

「ナナミいろいろ思う事もあるだろうが...終わったんだ...
時間はかかるだろうけど忘れろ...前だけ見てろ...」

「はい ありがとうございます」


お店が終わりBARへ行ってマサにも話をし
部屋に帰った私はシャワーを浴びベットに倒れこんだ

「はぁぁぁ...」大きな溜息が部屋に響く

疲れていた私はいつの間にか眠りにつき
何事もなかったような朝を迎え1日が始まる

いつもと同じコーヒーを飲み
名刺の整理と手帳の確認と記入
バタバタしていたせいか
ほとんど何も入ってない冷蔵庫の中を埋めるため
レイコを誘ってスーパーへ行った

重い荷物を抱え正面玄関でポストを開けて見てみると
数枚の郵便物そして.....シンプルな封筒
ちゃんと投函して届いたその手紙...封筒の裏には工藤の名前...

「レイコ......」

「えっ...なにこれ......」

部屋の戻った私は荷物を放って恐る恐る手紙の封を切った


【ナナミ これで完全に俺はお前だけのものだ
俺の愛はずっとこれからも変わらない永遠に・・・
今際の際まで...いや肉体が滅んだ今も俺はナナミを想い愛し
輪廻転生を繰り返し何度でもナナミと出会いナナミを愛する】

「レイコ...これって...もしかして..死ぬ前に...出したの.....かな」

「アイツ...最後まで何もわかっちゃいなかったんだ...」

結局 私の言ってる事はこれっぽっちも通じてなかったのか
それとも....
工藤の言ってた忘れられないものに...っていうのが
工藤の死とこの手紙なんだろうか・・・

「今際の際まで...肉体が滅んでも...これが工藤の言ってた
忘れられないものにってこと?...工藤の執念?」

「ナナミ...もう本当にこれが最後...これで終わり
アイツはもういないのよ...」

「うん.....」



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