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予期せぬ申し入れ

慌ててレイコに電話をかけると部屋まで来てくれ
もう1度2人でこっそり螺旋階段を見る

「ナナミ...誰もいないんじゃない?」

「さっきは人影が・・・」

それから後も何度か覗いて見てみたが気配はなかった

「ナナミ...マンション前の写真はあそこからかな~?」

「わかんないけど...たぶん....
高性能なカメラだといけそうじゃない」

「とにかく 私達の行動範囲は読まれてるし
その何処かに潜んでるのは確実だよね」

「仕事のある日は特に行動範囲は限られてるからね...
まだ私にはレイコがついていてくれるから心強いけど
1人だととっくに病んでるだろうな...」

「なるべくカーテンは開けない方がいいよナナミ...」

「うん...最近は閉めたままだから大丈夫」

そのままレイコは部屋に戻らず泊まってくれ
起きて少ししてから部屋に戻った
軽くお昼を済ませ手帳のチェックと書き込み
そして営業メールや電話をしていると
北山弁護士から電話がかかってきた

「その後はどうでしょう?」

いろいろと経緯を話し隠し撮りの写真と
メール、着信記録はおいてあると話をすると

「そうなんですか...それにしたら変なんですよ」

「なにか?」

「実は...工藤側も弁護士を入れてきてるんですね
それで1度お互いの弁護士を入れ4人で話をできないか
と工藤側の弁護士が言ってきてるんですよ」

「えっ....」

「法的処置をと言っているので
弁護士も必要と言えば必要なんですけど.....それで
話合いって言うことは和解なのかと尋ねると
法的処置は1度話合いをしてからでも...と言ってるんで...
でも、まさかそんな事を弁護士に言わせておいて
まだストーカー行為を続けてるとは...」

「話合いをしてわかってもらえるとは思えないんですが...」

「そうですね
では弁護士には今もまだストーカー行為は続いているので
話し合いは受け入れられないと言っておきましょう」

「あ...でも・・・和解は受け入れれないけど...
話合いというか...工藤は周りが私と工藤を無理に
引き離してるように思ってるし
今回の法的処置も私の意思ではないと思ってるんで
ハッキリと私の思いや意思であることを伝えるには
そういった場を設けてもらうのもいいかな...
工藤には無意味かもしれませんが弁護士さんにも
わかってもらう為に・・・・・」

「今後のために
ハッキリ口頭で伝えておくのも良いかもしれませんね
では
話合いではなく本人の意思を伝えるのが目的である事を前提に
今後の法的処置についての話をすると言う事で受け入れましょうか」

「・・・・・・はい」

「では都合の良い日を教えて頂けますか」


弁護士も立ち会うし危険は無いだろう...が
それが本当に良いかどうかはわからない...
何度言ってもわからない工藤の事だから無駄かもしれない...

でも...

電話を切ったあと...心の葛藤があったけど
弁護士がいる前で工藤が何をどう言ってくるか...
こんな状況の中 今もまだつきまとう事をやめないのは
やっぱり頭がおかしいからだろうけど
ほんの僅かでも心理や思考がつかめれば.....


とにかく
何かをせずにはいられない.....
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