誘う - スポンサー広告染まっていく心

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誘う

私達を乗せたタクシーは15分程走り
賑やかな大通りを抜け
少し落ち着いた街並みで車を降りた

そこから少し歩いた所にある
如何にも隠れ家的存在な和風構えのお洒落なお店に入る

と、
1人の男性が迎え入れてくれた
ゆっくりと店内を歩き案内をしてもらう

お洒落な木造りの店内は
優しく落ち着いた雰囲気の内装で
ゆったりとしたスペースに
一枚の木目が綺麗なテーブルを格子が囲う

いわゆる半個室的になっていた

案内してくれた男性が
「少々お待ち下さい」と席を離れ少し間を置き
爽やかな甘い香りの食前酒を持ってきた

「ナナミちゃん お任せで頼んであるんだけど好き嫌いある?」

「えっ、、あ 大丈夫です」

そう返事すると日向さんは男性に向かって

「じゃ~頼むよ」と笑いかけた


運ばれて来る料理は和風フレンチで
どれもが鮮やかで美味しく
私達の会話をさらに盛り上げた

会話が盛り上がるとお酒も進む
お昼だというのを忘れて2人でワインを空け
ほろ酔いでデザートのハーブティーを口にする

「ふぅ...美味しかったです」

「そう 良かった、、けど大丈夫?結構飲んでるよね」

「ヘヘ...大丈夫です」

お昼だと言う事どころか営業を兼ねてというのも忘れ
まるでデートかのように楽しんでいる自分に気づかず
まだ話足りない中ハーブティを飲み干し店を出た


店を出ると「少し歩こう」と
大通りの方へゆっくり歩く日向さんに話しかける

「日向さんこの後は?」

「あぁ、、特に何もないけど....」

「じゃぁ~もう少しお付き合い願えます?」


そう口に出た自分を自分で疑った...
お客様にお付き合いはするけど
必要以上自分からこういった事は言わないのに・・・

「いいよ」

そう言って笑う日向さんの顔を直視できなかった
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