歪んだ愛~工藤side Ⅴ~ - スポンサー広告歪んだ愛

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歪んだ愛~工藤side Ⅴ~

夕方...オフィスに戻ろうとする日向を1人の男が呼びとめる

「失礼します 日向さんでいらっしゃいますか?」

「ええ、そうですが...」

不思議そうに男を見る日向さんに笑顔で

「私 工藤と申します 今少しお時間よろしいですか?」

名刺を渡しながらそう言う工藤に

「あの....何か?」

「お時間は取らせません...ナナミさんの事で少し...」

「はい...なにか?」

「あ、、宜しければあちらで」

向かいのビルの1階にある小さな喫茶店に目をやる

「あまり時間ありませんが...」

「ええ、」

喫茶店に入った2人はアイスコーヒーを頼み
すぐに話を始めた

「ナナミさんの事と仰ってましたが...私になにか...?」

「お店のお客さんとして親しくして頂いてるようで....」

「はい それが何か?」

「率直に申しますが私ナナミさんとお付き合いしているのですが
私との約束があっても、お客様だからと優先するんですね
仕事なのは承知してるのですが...度々あるとやはり.....
本人も仕事でお客様だから言い辛いようですし
今後は控えていただけませんか?」

知らない男に呼び止められ不躾にそう言われても
それに男がそんな事を言いにくるだろうか...
しかも 働いている店の客に...
名前を言うくらいだから知り合いではあるだろうが...

工藤の顔をマジマジと見ながらそうは思うものの
時間もなくとりあえず返事だけして出ようと

「そうですか お話はそれだけでしたらこれで」

立ち上がる日向に工藤が

「はい、ナナミが私のものだとわかっていただければ結構です」

一礼をし伝票を持って店を出る日向

日向が出た後タバコに火を付け不気味な笑顔をしながら

「ナナミ...安心しろ...
これでアイツは俺等の愛の邪魔はしない」

一口も口にしなかった日向のアイスコーヒーに
タバコを投げ込み店を出る

あとは...あの女か....
あの女のせいでまた内容証明がきたからな....
俺等の愛が法律に屈する訳ないだろうバカな女だ

まぁそのうちナナミが俺を愛してることがわかるさ.....
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THEME:恋愛小説 | GENRE:小説・文学 |

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