メールと影 - スポンサー広告歪んだ愛

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メールと影

何故レイコの部屋がわかったのか...
店の周りもタクシーを待ってる時も工藤はいなかった

また何処かからこっそり見ていたのか...

一定の間隔をおいて鳴るチャイムはまだ続いてる...
レイコと2人ひたすら静かに身を潜めていると
やがてチャイムが鳴りやんだ

少しして携帯がメールを知らせる...
送り主のところに出るアドレスで工藤だとわかる

「.....」

≪大丈夫かい?寂しくはないかい?≫

メールを確認してるとレイコがカーテンの隙間から窓を覗き

「明日...北山さんのところへ行こう
電話をして少しでも時間があるなら話に行こう」

声には出さなかったが工藤らしい人影があったんだろう
レイコの顔がそれを物語っている...

「うん...」

次の日...ほとんど寝れなかったレイコと私だけど
妙に目が冴えて...早く時間が経たないかと待ちに待って
9時だともう大丈夫だろうと思い北山さんの事務所ではなく
名刺に書いてあった携帯に電話をかけた

すぐに出た北山さんに今日時間が取れないか尋ねると
13時から1時間ほどなら...と言うので
言われた時間に事務所を訪ねた

この前の電話からの後の事を話 工藤からのメールを見せる

「自分の意思ではなく言い包められ
工藤に会わせてもらえないと思っているんですね...
それで貴方が悲しみ工藤に助けを求めてると...」

「だと思います...」

「話が全く通じませんから...もう一度内容証明を送りましょう
好意が無いこと、そして法的処置を考えているではなく
法的処置に向けて準備を進めていくという事で....

そのように進めて行ってよろしいですね?」

「はい...」

「その間も何かあれば証拠は残して
接触があれば逃げて警察に知らせて下さい」


もう目の前に現れなきゃ何でもいいと思った
あの忌まわしい事を話すのは嫌だけど...

これ以上皆に迷惑はかけれない...
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THEME:恋愛小説 | GENRE:小説・文学 |

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