届く愛と情熱 - スポンサー広告歪んだ愛

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

届く愛と情熱

花束が贈り続けられて3日目の夜

「さすがに少し気味悪くなってきたわ」

「だね.....」

「レイコ...これってもしかして・・・」

「なに?」

「嫌がらせ?」

「誰が?何の目的で??薔薇の花束だよ?
結構な値段もするし・・・・・・あっ.....まさか?」

「うん.....」

車からこっそり見られていたことも知らず
全く姿もを見せる事もなかった工藤の事など
考えてはいなかった...
ただ..忘れようと...心の奥に蓋をしていたのだ...



気味が悪くなった私は次の朝 部屋の花束を全てゴミに出し
花屋がOPENするであろう時間に
受け取りを拒否の電話をかけると

「え?あ、、すいません今配達に出たんですけど...」

「....そうですか わかりました じゃ次からは...」

花屋のせいではないし
仕方がないので次から拒否にしてもらい電話を切った

少しするとドアホンが鳴り薔薇の花束が届いた

「ふぅ...もう いいかげんにしてよね!」

ソファに花束をポンと投げつけると黒い封筒が落ちた

「ナナミ...これ・・・・」

「・・・何...」

恐る恐る封筒を開けると1枚の便箋が出てきた


【寂しさは癒えた?

ナナミの白い肌に映える真っ赤な薔薇は愛と情熱の証】


名前が無くとも送り主が誰であるかすぐにわかった

「ひぃぃぃぃ....」

「ちょ...何これ......アイツだよね...」

便箋を封筒に戻し破ろうとする私に

「ナナミ!ダメ!!証拠よ」

「え.....あっ....ああ....うん」


手が震え...身体が震え....
あの時のことが脳裏に蘇り 悲しみか...それとも怒り
何とも言えない感情が私を支配する

「なんで・・・・なんでなのよっ!!なんでわかんないのよ!!」

花束を力任せに叩き潰す私をレイコが制す

「ナナミ! ナナミ!! 落ち着いて....」


また怯えて過ごさなきゃならないの?
そんなの嫌だ.....
関連記事
スポンサーサイト
THEME:恋愛小説 | GENRE:小説・文学 |

COMMENT

EDIT COMMENT

非公開コメント

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。