証拠写真 - スポンサー広告歪んだ愛

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証拠写真

午後になると外傷等からは
精密にするほどでもないだろうと
レントゲンとCTだけを撮り
映像が上がったら説明すると言われたので
一旦病室に戻った

病室の前には1人の男性が立っており
レイコとマサが何か話をしている
私を見た男性は警察ですと名乗り

「工藤からの事情は聞いていますが
友達の話との聞い違いも多いので
友人とナナミさんの詳しい話が聞きたいのですが...
その際に破かれた衣類と診断書をお持ち下さい
暴行があった証拠として写真を撮ります
ケガも女性警官が撮りますが大丈夫ですか?
もし...不都合なら病院もしくは
個人で撮って持ってきて下さい
今のところは何もないので
一応任意という事になっていますので...」

確かに...掴まれた腕に痕があるのと数か所の痣...

「暫くしたら検査の説明があるそうです」

「では具合が良いようなら
明日にでも来られそうですか?」

「わかりました」

警察が帰り暫くして看護師が

「先生からの説明があります」と病室に入ってきた

診察室ではなく小さな部屋に入ると医師が座っていて
早速ですがとパソコンに映る映像を見せながら説明し始めた
身体は骨には異常なく
頭も骨も異常は無く出血してる様子もないから大丈夫だと...

「~なので、外傷についての診断書が出ますので
お帰りの際会計でお受け取り下さい
後、人的外傷なので今後の為に
写真が必要になると思うのですが...どうされますか?
こちらで撮ることもできますが...」

話しぶりからすると病院側にも警察が話をしている様子だった

「お願いします」

「では すぐに看護師に撮らせましょう
特に問題はありませんでしたが何か身体に異変があれば
すぐに受診するようにして下さい では私はこれで」

内線で看護師を呼ぶと医師は部屋から出て行った
すぐに年配の看護師がポラロイドカメラを持って部屋に来た
腕と足ですね この擦り傷は?治りかけてるけど...」

「これは前に・・・以前にもいろいろあって・・・」

「つまり今回の人的外傷と関係性はあるってことね」

「はい・・・」

腕、足、、と順番に写真を撮っていき

「じゃぁ診断書と一緒に入れておきますからね」

写真が撮り終わった私はレイコ達の待つ病室に戻り
帰る手続きをするために看護師を呼んだ

「マネージャーには連絡入れておいたから」

「ありがとう...」

診断書と写真を受け取り会計を済ませ
病院のタクシー乗り場に向かう

「じゃレイコ後頼むわ...」

「わかった」

「ありがとうマサ」

「おう、明日な」

「うん」

そして

今日は私に付き添いたいと
お店を休んでくれたレイコと自宅に戻った
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THEME:恋愛小説 | GENRE:小説・文学 |

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