ナナミを送ってから~レイコside Ⅱ~ - スポンサー広告歪んだ愛

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ナナミを送ってから~レイコside Ⅱ~

前に行きフロントガラスから中を覗くマサ

「だれか...いる・・・・男?」

中では最後の抵抗も虚しく
工藤に抱きしめられたナナミが項垂れているも
ハッキリと中が見えない

「男.....」嫌な予感がしたレイコはドアに手をかけると
カシャっと音がし そのまま一気に開けた...

「ナナミ!!」

マサが駆け寄ると項垂れたナナミが工藤に抱きしめられていた
その姿は無残で何があったのかを物語っている

「テメー何やってんだ!」

声を張り上げるマサ


そしてパトカーがワゴン車の後ろにつく....
近寄る警官がレイコに声をかける

「通報された方ですか?」

「え??いえ...違いますけど・・・」

「不審な車から悲鳴が聞こえたと通報があったんですが...」

「あ..ああ..ここ!!この中!!!ナナミが!!!」

慌てたレイコが警察に向かって叫ぶ
中を覗いた警察が様子を見て

「何してる?」

その問いに工藤は「愛を確かめあってるんですよ」
と不気味に笑った

「なっ...何言ってんのアンタ!!ナナミに何したの!」

興奮するレイコの後ろでもう1人の警官にマサが
恋人同士ではなく店の客でつきまとわれていたことを
簡単に説明すると警察は

「とりあえず降りてきて下さい」と工藤に言った

ぐったりと意識を無くしているナナミに気付いたレイコが

「救急車!!!早く!!!」と叫ぶ

観念したのか開き直ったのかわからないが
ナナミを離した工藤が車から降りた

1人の警官が工藤をパトカーに乗せる
間もなく到着した救急車にナナミが乗せられると

「とりあえず2人は付き添ってあげて下さい
男は事情を聞くので連れていきます」

そう言ってレイコとマサの携帯番号を聞き警官はパトカーに乗った



「警察に捕まったんだアイツ...」

「うん..捕まったっていうか事情を聞くって連れていかれた」

「ナナミ辛いかもしれないけどオマエも事情聞かれるぞ」

「そっか...そうだよね.....」

レイコ達と話していると若い看護師が病室に入ってきて
検温しながら痛みはないか、気分は悪くないかなどを聞いて

「それじゃ もう少ししたら先生が来ますので」

と病室を出て行った

暫くすると医師がやってきて人的に与えられた傷は軽いが
念のため午後から検査をして診断書を出すと説明された
その際...婦人科の受診はどうするか聞かれたので
それはいい...と断った

医師が病室を出て行くと言い難そうにレイコが

「ナナミ...ちゃんと診てもらったほうが良いんじゃない?」

「大丈夫 最後まではされてないから」

「ほんとうに?」

「うん 」

「よかった・・・」

その答えにレイコは少しだけ安心したのか
ほっとした顔で微笑んだ
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THEME:恋愛小説 | GENRE:小説・文学 |

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