壊れていくもの...~日向弘人sideⅡ~ - スポンサー広告壊れていくもの...

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壊れていくもの...~日向弘人sideⅡ~

溺れる獣と甘い罠

「こんな相性いいカラダ、手放すわけねーだろ」
「私が好きなのは、アンタじゃないっ!」
「知ってる。どーでもいいんだって。…でも」
・・・カラダから始まる切なく甘い秘密。
小説・コミック投稿サイト E★エブリスタの
ベストセラー作品

壊れていくもの...~日向弘人sideⅡ~】は続きからお読み下さい


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あの日俺はたまたまナナミを見かけた...
心療クリニックから出てきたナナミを...

ナナミ...ん?あそこは....心療クリニック?
なんでそんなところに...

一瞬立ち止まってクリニックに目をやりながら考えた

ナナミ... 誰だ..?声を掛けてるのは ..ナンパか?

「~涼さーん」

あぁ...アイツの知り合い....えっ.....

キィーツ

ブレーキ音が響いた先にはナナミの姿はなく
まさか!?と駆け寄ると倒れているナナミの姿があった...

な...何があった・・・今...何が....

「頭を打ってるみたいだ動かすな」

放って帰る事などできるはずがなく
救急車であの男と共にナナミに付き添い病院へ行った...

処置が済んでも目を開けないナナミを見ているしかできなかったが
あの男はずっと手を握りナナミの名前を呼んでいる...

俺の出る幕じゃなかったな...

帰るに帰れないまま時間だけが過ぎていき
数時間後に目覚めたナナミは記憶を失っていた...

なんてことだ...

俺は次の日 いろんな不安を抱え病室を訪ねたが
まだナナミの記憶は戻っておらず
持って行ったケーキを美味しそうに口にした

ケーキバイキングに行った時の話をしてやると
屈託のない笑顔を見せ話に聞き入る...前と変わらないな
と話を続け 一息ついたところでナナミはとんでもない事を俺に聞いた

「あのぅ...変な事を聞いてもいいですか?」

「ん?あぁ...なに?」

「私と日向さんってどういう関係でした?」

そう思うだろう...何も覚えていないなら...
友達でもなさそうな男がなんで?と...
でも今 何も話すことは出来ない 話せば長くなるし

結局俺は ナナミは夜の仕事をしていて
そこで知り合った客だと説明した


その後 1度は本当に顔を見るだけの時間しかなかったが
顔を出すと笑顔で迎えてくれ少し話をし
あと1回は退院の前日で 帰って困ったことがあったら言ってくれ...
と声に出して言いそうになったのを堪えた...

退院したら大変だし不安もあるだろう
手を差し伸べるのは簡単なんだが
もし...記憶が戻った時に俺なんかに助けてもらってたとなると...
心療クリニックのことも引っかかるし...

友達もいる事だし それこそ俺の出る幕じゃない...

ナナミが元気になって幸せになる事を....祈ろう...
もうそれくらいしか俺のすることはないだろう...


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