ハルキの眠る場所 - スポンサー広告染まっていく心

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ハルキの眠る場所

ハルキの部屋を出て階段を下りていると
「ナナミちゃん こっちでお茶飲みましょう」

と声をかけられ一緒にリビングに入った...


ソファでは義父が1人コーヒーを飲んでいる

「ナナミちゃんは...コーヒー?紅茶?
それとも...ハーブティがいいかな?」

「あ、ハーブティお願いします」

義父の座るソファの向かい側に座り
テーブルにハルキの携帯を置いて

「本当に今日はありがとうございました」
とお礼を述べ最後のお願いを申し出た

「あのう...」

「ん?」
優しい顔で義父が私を見る

「もうひとつだけ・・・」

「何...かな?」

「ハルキのお墓は・・・」

「あぁ...ここから車で30分程の所だが...行くかい?」

「はい..お願いします・・・」

静かに3人でお茶を飲んだ後
義父の車でお墓に向う...


午後の空は快晴で暑さが少し増していて
車内のエアコンの風が心地よい...

そう言えばよくハルキとドライブしたな
なんて思い出に浸っていると車が止まった

「ここだよ、駐車場は少し向こうだから
お母さんと先に行ってなさい」

車を降りた私達は
桶に水を入れハルキの眠るお墓へと歩き辿りつく

お墓に水をかけ途中買った花を供えお線香に火をつけていると
車を置いてきた義父が汗を拭きながら歩いてきた


静かに手を合わせ眠るハルキに

ありがとう 愛してたよ...幸せだったよ...
ハルキと出会えて本当に良かった
ハルキとの思い出大切にするね
忘れないよ絶対に・・・


そう心で呟き立ちあがると胸のモヤモヤが
スーっと引いていく気がした


お墓を後にし車に乗ると義母が少し遠慮がちに
「遅くなっちゃったけど一緒にお昼でも...」

さすがに食欲の無い私は丁重にお断りをし
家まで送ってくれるという義父の申し出を受けた


家の前に着き車を降りてもう一度お礼を言うと
「私達もナナミちゃんの幸せを願ってる
良かったらまたハルキにも私達にも会いに来てね」

優しく笑う義両親に笑顔で「はい」と答え車を見送った


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