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優しく髪を撫でる手

契約婚

もし、勝手に結婚が成立していたら、どうしますか?
酔いつぶれる目が覚めたら隣には知らない男
結構タイプなその男の手には婚姻届と契約書
そして....そこにはしっかりと自分のサインが...

「E★エブリスタ」総合ランキング1位の大人気作品

優しく髪を撫でる手】は続きからお読み下さい



次に起きたのは夜8時になった頃だった

「うぅぅぅぅ なんか全然良くなんないんだけど...」

やっぱり薬を飲まなきゃダメなのかなと思いサイフと鍵を持って
フラフラしながら出かけようとすると携帯が鳴った

日向弘人

あぁぁぁ こんな時に・・・

「はぃ....」

「ナナミ? なんだその声」

「風邪ひいたみたいで..今から薬を...」

「おい 外出て大丈夫か? 」

「だいじょうぶ...」

「ああ、、いいよ俺が行くわ」

「だめ...うつる....忙しいでしょ?」

「大丈夫だって...」

日向さんの言葉は嬉しかったけど
忙しい日向さんにうつったら大変だし...
このヨレヨレな姿を見られることにも抵抗があり 本当に大丈夫だし
どうしてもってなったら電話しますからと電話を切った

声を聞いてドキドキしたのか嬉しさからか...更に頭がぼーっとし
フラフラも酷く感じたので薬を買いに行くのは諦め

暖かいうどんを少し食べ横になった...


だめだ...なんか全然良くなる気がしない.....
やっぱり日向さんに・・・でも、、うつったら...
うつるような事しなきゃ...いやいや、、、

回らない頭で考えてると頭が更に痛んでくる
と、、とりあえず.....水・・・あぁぁぁ 無理....

再び鳴る携帯...七瀬涼....あぁぁぁ 菌の張本人だ...

「もしもし.....」

「おい なんだその声 もしかしてうつした?」

「ん....頭が割れる...」

「おい 大丈夫か? 薬は? 医者は?」

「んん...ない」

「ちょ...おい! すぐ行くから鍵あけとけ」

切れた電話を眺めながら...元気なってたな...良かった
そう思いベットに倒れた

あぁぁ なんかインターホン鳴ってる...
人が死にそうなのに誰よ...もう......
七瀬の電話の言葉なんてすっかり忘れよろめきながら出ると

「ったく人の話聞いてないのかよ 鍵あけとけって...おい!!」

壁からズルズル落ちて行く私を支え抱え上げる七瀬

「あぁぁ...ななせ~  ふふ おひめさま...」

「なにいってんだ...つか、、、凄い熱じゃねーか...病院行こう...」

「だいじょうぶ...寝てれば治る」

ベットにそっと私を置くと水と薬を持って上半身を抱え上げ

「ほら 薬......」

錠剤を取り出し口に入れてくれ水を手渡してくれる七瀬
その薬を飲み横になると 私が七瀬にしたように
タオルを絞っておでこに当ててくれた

「ななせ....なおった?」

「あぁ... ナナミにうつしたからかな...ごめんな」

「そう、、、よかった.....」

ほっとした私は眠気に襲われ 薄れていく記憶の中
優しく髪を撫でる手を握りしめた...

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THEME:恋愛小説 | GENRE:小説・文学 |

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