シャレにならない意地悪 - スポンサー広告さまよう愛

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シャレにならない意地悪

日向さん...そんなことしたら...

信号を渡った私の足がまた止まる
日向さんの声が...耳から離れない...

軽いキスなのに...声と触れた唇に...
身体がもっと...と求めてしまう

確かオフィスは・・・

...追いかけて....でも行ってどうするの?
仕事だって追い返されたら?

でも、、でも、、、何か...

このまま帰れない....


日向さんが歩いて行った通りの向こうに足早に歩く
後のことは後から考えればいい...
とにかく...もう1度声が聞きたい...日向さんに触れたい...

こっちだったよね....


・・・えっ あの女性...

仕事じゃなかったの?...

じゃあ...なんで今...キス・・・・・したの...

こんな意地悪はシャレになんないんだけど...
私って本当に・・・

あぁぁぁぁ もうヤダ!

慌てて通りまで戻ると何だか頭が混乱していて
さっきのキスも今見た事も...

あぁぁ 泣いてしまえば楽なんだろうか...
お酒飲んだら忘れる? 忘れるほど飲んで....

あぁそうだ七瀬のお店に...

そう思うと今度は急いで七瀬の お店に向かう
もう何だか頭は全然回転しなくて...

それでも お店の近くまで来ると
ふと 七瀬が店には来るな って言ってたのが頭を過り


「な..な...せ?」

私は七瀬に電話をかけていた

「ナナミちゃん どうかした?」

明るく返事する七瀬の声

「お酒...飲みたい...んだけど・・・」

「どうした?」

「なにも...なかった?」

「は? 何? 俺が聞いたんだけど...」

「そう....ね ...今 お店の近くなんだけど...」

「ナナミちゃん? だめって言っただろ?」

「そ、そう...だったわね...ごめん じゃあ..また..」


帰ろう...


電話を切ってそう思って歩き出した時だった


「ねぇ ねぇ 1人?」

「え?....」
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THEME:恋愛小説 | GENRE:小説・文学 |

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