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自分を抑制しようとしても...

なんで? っていうか言い逃げ? どうしよう・・・
お店なら何とか仕事だと自分に言い聞かせる事が出来ても...

それから閉店までの1時間と少し考え無いように考えないように
そうするには飲むしかなかった... 

「お疲れさまでした~ お先に失礼します」

いつものように誘ってくれただけよ
意識しなきゃいいんだ...意識しなきゃ...意識....

あぁぁぁダメ!いらないこと考えない!!

携帯を取り出し電話をかけると少しして日向さんが出た

「はい...」

「あの...日向さん?」

「あぁ 終わった?」

「はい...」

お店が終わった事を伝えると お店のある通りから少し行ったところの
ワインバーに居るからと伝えられた

「わかりました 今から伺います」

扉を開け入って行くと
カウンターで1人ワイングラスを傾けている日向さんがいた

「すいません...お待たせしました」

「何飲む?」

「あ..じゃ日向さんと同じものを...」

ダメだぁ...こんな雰囲気のあるところじゃ意識しちゃうじゃない
しかも さっきと違いネクタイ外してボタン外して...
あぁぁぁぁ...

「すいません...あのぅ おかわり頂けます?」

小さな声で斜め前の男性に言うとニコっと笑いワインを注いでくれる

「ぷっ...そんなに急いで飲まなくても...」

「あはははは 美味しくって つい...」

なんとなく男の雰囲気を漂わせる日向さんを意識しちゃうから...
もう1度抱かれたいと思ってしまうから...

「あぁ~ ほんと美味しいですね
こんな良いお店が近くにあったなんて知らなかったな」

「そう 気に入ってもらえて良かった」

何かひたすら喋ったような気がする...
笑って 飲んで 喋って 笑って...

でも...一緒にいると切ないんだよ日向さん.....

「じゃ~行こうかナナミちゃん」

「はい 」

ワインバーを出た私は日向さんにお礼を言う

「ごちそうさまでした 凄く美味しかったです」

「ナナミちゃん.....」

少し静かな声で日向さんが名前を呼ぶ

「はい?」

「帰る?」

「えっ....あ...えっと....ええ...はい....」


やめて...その声と目とこの雰囲気.....
自制心が抑えられなくなっちゃう
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THEME:恋愛小説 | GENRE:小説・文学 |

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