七瀬 涼との出会い - スポンサー広告さまよう愛

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七瀬 涼との出会い

時はほんの少し遡り~

雑踏の中を歩いていた私の後ろからトーンの高い女性の声が聞こえる

「ちょっと!もう!ひろと!聞いてるの?昨日言ったでしょ!?」

えっ...今....弘人って? その瞬間私は足を止めてしまった
すると後ろから歩いて来た人に背中を押すようにぶつかられ
ヒールを履いていた私はよろめき派手に転んだ....

「っっ...たぁ....」驚きと痛さに声という声が出ず
避けていく人々が見ていると思うと恥ずかしく
早く立ってこの場を去ろうと起き上がろうとした時

「あっ!!ごめんなさい...大丈夫ですか?」

さっきの女性の声が聞こえた...
顔を上げるに上げれない...

ひろと というのが日向さんだったら...

「大丈夫ですか?お怪我はありませんか?」

前屈みに俯く私に聞き覚えのある男性の声が聞こえる...


あぁぁぁ...やっぱり・・・
なんでこう間が悪いというかツイてないというか...
私は前世で凄い罪を犯したんじゃないかと
くだらないことを考えてしまう...

私はちょっと低く声を変え

「あ、あ、、いえ全然大丈夫なので...はい」

早く立ち去って欲しい...そればかりを願う

「え、でも.....ね..ひろと...どうしよう...」

「宜しければ手をかしましょうか?」

いや いいんだってば...見たくないのよぅ....

「いえ、、本当に1人で...」

と言いかけた時 誰かが私の腕を掴み

「大丈夫?こっちよけて??」と

私を立ち上がらせ道の隅に連れて行ってくれた
顔を上げると全く知らない男性で
恐る恐る振り返ると まだこっちを見る日向さんと女性
慌てて顔を背けると

「何?知り合いだった?ごめん」

「いえ...知らない人です」

「ふ~ん」

と言うとその男性は向こうに向かって

「大丈夫だそうです」と言ってくれ

私に「もう行ったよ」と声をかけた

「あっ..ありがとうございます」

「・・・・膝...血でてるけど大丈夫?」

「えっ、、ああ...大丈夫です」

「ストッキングも破れてるけど?」

「何処かで履き換えます....」

助けてもらったのは有難いんだけど何だか慣れ慣れしいし
話し方ちょっと変なんだけど...

「なんか怪しいなぁとか思ってる?」

「えっ....」

「まぁ怪しいっちゃ~怪しいけど 大丈夫」

とりあえずネイル....は無理かな この姿じゃね....

「どこまで行くの?
1人歩くの恥ずかしかったら一緒に行こうか?」

「あ、いえ...大丈夫です」

「そう?ほんじゃ....
あ!俺ここで働いてるから気が向いたら来て? じゃ~ね~」

名刺を手渡し明るく笑いながら去って行った男性は

「七瀬 涼.....ホストか・・・・ふ~ん」

でも助かったな...日向さんに顔見られたかもしれないけど

まぁいいや
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