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友達として....

間が良いのか悪いのか次の日の午後 東さんからメールが入った

≪ナナミちゃん 明日の休み予定がなければ食事行きませんか?≫

メールでお断りも悪いし明日会ってちゃんと話そうと思った私は

≪お誘いありがとうございます
お話したい事もありますので ご一緒させて下さい≫

この返信である程度は予測つくかもしれないけど...
そう思いながら送信すると
すぐに待ち合わせ場所と時間を知らせるメールが送られてきた

そして次の日の日曜
東さんとの約束の時間に約束の待ち合わせ場所へ...
時間より少し前に着いた私の後をすぐ東さんがやって来た

「ナナミちゃんごめん待った?」

「いえ私も今着いたところです」

じゃ..とタクシーに乗り目的のお店近くで降りる

ビルに入りエレベータで目的の階まで行き降りるとすぐに
和風造りで高級そうな暖簾のかかったお店の入口になっていて
暖簾を潜ると和服を来た女性が案内をしてくれる

全てが個室でビルの中とは思えない中庭があり
部屋からはその中庭が見えるようになっていた...

「素敵なお店ですね」

「仕事でね何回か来たことあるんだ」

料理は懐石で仲居さんが順に運んできてくれ
他愛のない会話をしながら美味しい日本酒と共に頂いた
最後の料理が運び込まれ 食べ終わると

「話するには良いところでしょ?
まっ、、、聞かなくてもわかるんだけどね?」

どう切り出そうかと思っていた私に東さんが笑いながら言う

「はい...お気遣いありがとうございます」

そう言ってから一呼吸おいて話を始めた

「東さんのお誘いは嬉しく悩んだんですが...私には好きな人がいます
お付き合いをしているわけでもないし
これから先お付き合いすることは無いんですけど.....それでも...
私の気持ちは今その人に向いています」

「そっか...残念だなぁ....でも仕方ないか 気にしないで?
あ..でもせっかく知り合ったしマサやレイコちゃんのように
友達ってわけには...いかないかな?」

「個人的でなく友達としてなら...でも東さんはそれで...」

「あっ全然いいよ」

そんなものなのかな...って思ったけど
考えたら2度会っただけだし良いなって思ったのもそれだけで
まだ好きとかどうこうじゃなかったんだろうな.....


お店を出た私達は待ち合わせをした場所まで一緒にタクシーに乗り
今日はこれで...と
私はタクシーを降り東さんはそのままタクシーで帰って行った

その足でBARに行くと珍しくお客様がいっぱいで
1人カウンターの隅で物思いに耽っていた

なんだかなぁ....

浮かない顔をしてるであろう私に

「何ブサイクな顔して考えてんだ?」とマサが声をかける

「ブサイクねぇ...そうよね...レイコみたく綺麗じゃないし
ゆなみたく可愛いわけじゃないのに....」

「おい...何真に受けてんだよ」

「ええ? ああ....」

そうだ・・・なんで私なんだろう あんなに綺麗な顔をしてるのに

そんな私を怪訝そうにマサは見ていた...
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THEME:恋愛小説 | GENRE:小説・文学 |

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