さまよう愛~日向弘人sideⅢ~ - スポンサー広告さまよう愛

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さまよう愛~日向弘人sideⅢ~

ごそごそと動く気配で目が覚めると横で寝ていたであろうナナミが
背を向けて何かをしている様子...

「おはよ 何やってるの?」

「ひゃっ....お..おはよう...ございます?
あっ..シャワーを浴びようと思って それで...あのぅ...
そこのバスローブを取ろうかな?」

「ぷっ あっち向いてるからその間にどうぞ?」

「あ..はい どうも」


ほんと面白いヤツだな...昨日のあの姿が...顔が嘘のようだ

しかし本当に昨日は..といかマジやばいな
これほどのものだとはな....
肌が合う 相性が合うといった以上のものだ...

それに...あの好きっていうのは...
あんなに翻弄されていて少し寂しげな顔に見えたのは...

考えすぎ...か


そんな事を思っていると
バスルームから着替えを済ませたナナミが出てきた

「すいません...先に使わせてもらって」

「いや ...じゃぁ俺.....僕も....」

シャワーから出てくると薄ら化粧を施し
ソファにちょこんと座って また自分の世界に入っているようだ


着替えを済ませ声を掛け部屋を出て朝食を取る
口数が少ないのはやはり昨日の今日だからか?

「どしたの? 食欲ない??」

「あ、いえ、、、大丈夫です」

「あ、悪いがオフィスに行かないといけないから送れないんだけど」

「あっ...ええ、、はい 大丈夫です 」

挙動不審で面白い・・・

「何なら休みを取ってもう1度部屋に行こうか?」

「へっ? ああ...いえ、、、大丈夫です」

「ククククク さっきから大丈夫しか言ってないけど本当に大丈夫?」

「ええっ? そう? そうですか?」

その後も少しからかいながら朝食を済ませ
ホテルロビーのカフェを出てフロントで清算をし
正面に停まってるタクシーまでナナミを送る

「送れなくて悪いね それじゃ気をつけて」

「はい ありがとうございます」

「また 営業してね」

「えっ...あ....」

「あはははは冗談...あ、」

最後に小声でナナミに

「昨日は凄く良かったよ」と言うとナナミが恥ずかしそうに下を向く

「それじゃ お願いします」と

運転手に言うとドアを締め走り出した


さて俺も仕事に行こうか....
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THEME:恋愛小説 | GENRE:小説・文学 |

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